カイゼンにっき。

@hyokota です。主にtwitterに呟いていますが、twitterに書ききれない事をここに綴って行こうかと。

平凡な僕らが世界を改善していくには -Agile Samurai Dojo Gatheringで私が学んだこと-

このblogの(たった今考えた)基本ポリシーとして、
私が個人的に「今回学んだ/考えた中で最も重要と思っている三点」をご紹介します。
イベントのサマリではないのでご了承願います。

今回はAgile Samurai Dojo Gathering!
http://agile-samurai-ja.github.com/dojo-gathering/2012/

これが改善!

「みんな良くない事を黙って見て見ぬ振りをしている。
僕はそれが許せないんだ!」
「僕は死んでも構わない。かかってこいよ!」

ひたすら胸熱。何度スライドを見直しても泣ける。

出来ない理由は不安と恐れ
  • あなたの目指す世界は?
  • 今日は世界の何を変える?

ぶちかませ!!


ねえちゃん、「明日」って「今」さッ!


コミュニケーションと朝会

オム子さんのお話と、ワールドカフェからヒントを得て、独自にやってみたいことを整理してみました。

朝会重要

コミュニケーションを取れる場として、状況を共有できる場として、問題を報告できる場として、朝会の存在は重要。
朝会は「チームビルディング」のために必須であり、「チーム」が出来ていないと、
メンバーのモチベーションが上がることはない、と思っている。


なぜ*5

タスクの「何故」を常に掘り下げないと、方向性を容易に見失ってしまう。定期的な確認が必要だ。

  • 朝会で、本日のタスクの「なぜ」を掘り下げてみる。

タイムボックスを破らない範囲で実施出来るのならば賛成。ひとまずやってみたい。

おやつタイム・LTタイム

こういった時間を「業務時間内」に「固定」で導入してみるのはどうだろうか。
「おやつタイム」は単純なコミュニケーションの場として、
「LT時間」は、メンバーが少し挑戦的な新しいプラクティスやコミットメントを提案する場として。
率直に会話出来る場を固定化することが大事だと思う。

本当のプレゼンの時間を作って共有したい。
  • 本当のプレゼン
    • 「予定にない何か」「新しいこと」を
    • 「断られること前提」で
    • 「相手の利益になるという理由から」「提案」する

現実には、何か「やらされてるだけ」の「報告」で「時間の無駄」な「プレゼン?」が多い。

本を書こう!

You are unique.
You have the ability and skill to create something no one else can!

ジョナサンの講演から。
私は研究者を名乗っているくせに、 本の執筆を考えた事もなかったとは情けない。
貢献することを考える上でも、状況を整理するためにも、本を書くことを考えるのは良いことではないか。

解決したい、自分が強く感じている問題に対して、 最大限の情熱をぶつけて、本を書くんだ!
  • Let your passion shine through.
  • Show them the pain.


読者の人生を豊かにすることにフォーカスする。 何を伝えれば読者の人生を豊かに出来る?
  • 現実的かつ魅力的なストーリーから始める


なお、ストーリーについては、ストーリーテリングの本がある。これを参考にしてはどうだろうか。

ユーザエクスペリエンスのためのストーリーテリング -よりよいデザインを生み出すストーリーの作り方と伝え方 -

まとめ

あなたにしか出来ない事がある。出来ない理由は不安と恐れだけだ。
今あなたが思っている問題を解決していくんだ(そしてそれを本にしてしまおう)。

個人的には、「チームビルディング」が本当に大切だと思う。
全ての根幹のはずなのだが、なぜか軽視されている。
チームを作るためには、失われがちな「コミュニケーション」を取れる時間を「固定的」におくことだ。

固定的であることは重要だ。プログラマは集中するのがお仕事。
「いつでも声かけてよ」と言っても、声がかけにくいのは避けられないのだ。



おまけ:名言コレクション!





※@ryu22eさん コレクションになったのは偶然。