カイゼンにっき。

@hyokota です。主にtwitterに呟いていますが、twitterに書ききれない事をここに綴って行こうかと。

みんなをバスに乗せるには? 〜アジャイルサムライ横浜道場 「みんなをバスに乗せる」に参加しました!〜

4月12日 アジャイルサムライ読書会 横浜道場 「みんなをバスに乗せる」に参加してきました。

下記、参加して私が感じたことのまとめです。
※例によって、勉強会のまとめではないことにご注意を。

インセプションデッキは、作る過程のほうが大切

みんなを「バスに乗せる」

プロジェクトを自分のモノにする

  • whyのwhy(どうしてこのビジョンに決めたのか)を把握する
  • 自分の言葉で説明出来る
  • 上記をメンバー全員が達成する
「みんなを」バスに乗せる

ステークホルダーを巻き込む

  • 顧客側の責任者も!
  • 開発チームの責任者も!

そうは言うけど、どうやって?

  • キックオフ時に、インセプションデッキを見せてしまう
    • 問題があれば異論があるはず
  • インセプションデッキのレビューを依頼する
  • いいからやれ!
    • 曖昧なまま進めても、大変なことになる

よいインセプションデッキの特徴

生々しい

差別化の決定的な特長 が考え抜かれている

  • 代替手段の最右翼との比較
  • 自分たちのプロジェクトへの投資を正当化出来る箇所は、実質的にはここだけ

一次情報を元にしている。

  • 現場に入り込む
  • リスニング

主語を大切にしている。

  • 誰のためのプロジェクト?
  • 誰のためのプロダクト?
簡潔

簡潔にするのはとても難しいけど、大切。

  • ポイントを列挙しているほうがよりよい、と思ってはいけない。絞込みが大切
はっきりさせておきたいことは全てはっきりさせている

「手ごわい質問」をしている

  • 責任者はだれなのか?
  • 本当に必要なのか?
  • 経験のあるチームなのか?
  • etc

リスクは早めに言っておく

  • 後からは言いにくい
  • 悪く見える

大変な事が起こったときの対応方針を決めておく

  • リスク対策
ありがちな問題:「バスは既に発車しました」

開発チームのもとに話が来た頃には、何もかも決まっていて変えられない。

では、もっと早い段階でインセプションデッキを作成すればよい、という話だが、そう簡単ではないと思う。ここは宿題にしたい。

  • 既にスコープと予算が確定してしまっていると、手遅れ感あり
  • 受注前に「手ごわい質問」をしすぎると、失注の恐れ
  • 受注前にインセプションデッキ作成なんてやって、そのお金はどこから出るんだい?と言われる

必読!