カイゼンにっき。

@hyokota です。主にtwitterに呟いていますが、twitterに書ききれない事をここに綴って行こうかと。

みんなに「改善したほうが楽になる」と気づいてもらうには? 〜継続的デリバリー座談会 in 新宿#01 に参加しました〜

継続的デリバリー座談会 in 新宿 #1 - connpassに参加してきました。

下記、勉強会にインスパイアされて、私が学んだ/感じたことのまとめです。
※例によって、勉強会のまとめではないことにご注意を。

なお、表題はryu22eBlog : 継続的デリバリー座談会 in 新宿 #1 に参加しました #cdeliveryから頂いています。

みんなに「改善したほうが楽になる」と気づいてもらうには?


個人的には、導入で最も苦労するのは、メンバーのマインドの問題だと思っています。

  • 分かりやすく、現実的な「良さ」を伝えられないと、利用してもらえる可能性は低い。
  • 「利用してみたい!」と言ってもらえた時に、すぐ利用出来る状態になっていないと、そのうち忘れられる。
  • 利用してもらえても、「良さ」が正しく伝わっていないと、妙な使われ方をする。最悪の場合、ただのコストアップになる。(運がよければ、無視されるようになる)

書いていて気付いたのですが、前の二つはまさにAIDMAの問題ですね。
ここでは、InterestをDesireにする方法と、MemoryからActionへの距離を短くすることが取り上げられました。他には、Attentionのための戦略も必要ですね。

私は社のエンジニアを幸せにするための活動をする立場(※)なので、こういった宣伝戦略やマーケティング戦略を学ぶのも大切かな、と思いました。
※価格もゼロ。広告もなし。必要なのは皆様の笑顔だけ、という素敵な商売です。

価値観のずれ


価値観のずれ、具体的にはこんな感じかな?

  1. 顧客価値とか関係ない!契約通りのそれらしいものを作ればよいのだ!
  2. 品質が向上して定時に帰れるし、納品直前のドタバタもなくなるって?定時に帰ったら残業代がつかないじゃないか!納品直前のドタバタがなくなったって、どうせその分別の仕事がアサインされるだけで、僕には何の得もないよ!!
  3. わずか1日の努力で、長い目で見れば1週間以上の作業が不要になるって?それは素晴らしいね!ところで、その作業をやると、今行っている作業の〆切に間に合わないんだけど、これはどうすればいいのかな?
さて、どうするか



万が一、権力持っている人と全く話が合わないのであれば、もはや希望はないと思うのだ。しがみついても先がなさそう。

「できるようになりたければ、練習しろ」


早期から、デプロイのための仕組みを作り、その後は徹頭徹尾、出来る限り同じ方法でデプロイせよ!
いつもと違うことをすれば、失敗するのは当たり前。難しいことこそ、最初から継続して行うべきなのだ!
ということだと理解しています。アジャイルのタイムボックスが固定なのも、この理念のためだと思います。

自動ビルド・デプロイの分かりやすい利点


勉強会について

皆さんの意識の高さに驚かされました。エネルギーをたくさん頂きました^^
キャパシティテストやO/Rマッパーの話が白熱したり、雇用の話が白熱したり、メンバーも多様で、勉強になります。Chefをすでに利用されている方も!

なお、次回申し込みはこちらです。
※乗り遅れて補欠になってしまった。。。