カイゼンにっき。

@hyokota です。主にtwitterに呟いていますが、twitterに書ききれない事をここに綴って行こうかと。

価値創造の迷路から抜け出すために 〜独創はひらめかない を読んで〜

共通部門に在籍しているものの、何をやれば価値を提供できるだろう、と思考の迷路にいる私が、「独創はひらめかない」を読んで琴線に触れた点の一部をまとめてみる。

以下は、一番心に残った部分の引用。

そのアイデアを同僚やスポンサーに説明する場面を想像する。
皆が「すごいこと、考えたなあ」と驚いた顔をする。
その場面が鮮やかに思い浮かんだら、いいアイデアだ。
しかし、「説明しても、あまり納得する人はいないだろうな」
と思うときは、あまりいいアイデアではない。

いろいろ見直せて、やる気も出て、よい本だと思います。

独創はひらめかない―「素人発想、玄人実行」の法則

独創はひらめかない―「素人発想、玄人実行」の法則

素人発想

ごく身近にある問題に対して、純粋にこうあってほしい、という思いをスタート地点にする。アイデアは出やすくなるし、具体的な目標があるので、「研究が有用な場面を探し求める」必要もない。

思い切って簡単化

本質的部分を除いて「省略」する。最も価値がある研究は、価値ある部分問題を解決する、ちょうど十分な研究である。本質理解の試金石として、論文のメッセージを1つに絞り込めているか確認する。現在の部分問題をちょうど示す、よい例題を作れるとよい。

やりきってみる

周りの目を気にせず、楽天的にやりたいことをやってみる。ためらわずにやりきることで、「何が困難か」わかるようになる。